本イベントは、おかげさまで盛況の内に終了いたしました。
ご参加・ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
ラス・ハドソン 来日ワークショップ |
テーマ | ショックポイント〜変化を生き、変化を生み出すエニアグラムの知恵 | |
日 時 | 2023年 11/3(金・祝)〜 4(土)*2日間のワークショップです。 11/3(金・祝)10:00 ~18:30 *初日と二日目で、開始・終了の時刻が異なりますので、ご注意ください。 |
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講 師 | ラス・ハドソン(通訳付) | |
会 場 | 連合会館 大会議室(東京 御茶ノ水) | |
定 員 | 130名 | |
参加費 | 56,000円 (消費税込)
参加費のご入金をもって、お申し込み完了となります。
*できる限り開催直前まで受付いたしますが、 |
ワークショップ 内容(講師からのメッセージ) |
新テーマ:「ショックポイント〜変化を生き、変化を生み出すエニアグラムの知恵」
世界を大きく変えたこのパンデミックはもちろん、戦争や気候変動、グローバルな政治・経済など、私たちは多くの困難を抱え、変容を迫られています。そしてこうした大きなシフトは、私たちの中にさまざまな恐れや反応を生み出します。だからこそ今、真に自己を知り、取り組むことが、非常に大きな助けとなるのです。
グルジェフは「ショックポイント」について語っています。ショックポイントとは、私たちのふだんのありようを脅かす人生のできごとです。「いつものパターン」を中断させるのです。このような時、私たちは反応的になり、悪影響を及ぼす考えや行動に陥るかもしれません。もしくは自分のうつわが広がり、賢明な対応をすることもできます。
ショックポイントは、私たちを同じところに留まらせてはくれません。人生は大小さまざまなショックポイントをもたらしますが、私たちにとってもっとも重要な知恵というのは、自分の中の最良の部分によってどう乗り切るかを知ることです。
「性格」というものは、「快適さ」(なじみがあるものを維持すること)を指向しています。「快適さ」は「ウェルビーイング」(本質的な健康と幸せ)とは違います。「ウェルビーイング」のためには、「成長」にコミットすることが必要なのです。私たちが成長する助けとなるものは何であれ、通常、快適ではありません。成長/発達というものは、人生において体験するショックポイントをどれだけうまく活用できるかにかかっています。
誰もが自分の中に、否定したり、隠したり、恐れたりしている領域があります。カール・ユングは、こうした領域を「シャドウ」と呼びました。もっともリアルなエニアグラムのワークは、自らのシャドウに取り組むことです。そして自らのシャドウに出会うことは、私たちが実際に必要としている側面に出会わせてくれます。自らのシャドウに逃げずに向き合うことは、ショックポイントを「つくりだし」、成長するための新しい可能性を開きます。
この新しいワークショップでは、とくにエニアグラムのタイプと関連しているショックポイントを探求します。また、どのようにして自分自身のためにショックポイントを「つくりだすか」についても学びます。自分の性格タイプと「成長とストレスの方向のタイプ」を活用することで、人生におけるショックポイントに気づきます。そして新しい可能性や成長の機会をつくっていくのです。
このワークショップでは、瞑想や音楽、エクササイズを活用し、日常に活用できるように体験的に学びます。自分のシャドウの課題にどのように気づくかについて学びますが、より重要なこととして、そうしたシャドウが覆い隠している自分自身の力やギフト(特別な資質)を体験します。
皆さんがよりエネルギーと自信を得、心の安定と思いやりをもって、世界の変化に対応し、よい方向に行くための力となることを願っています。
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2019年来日ワークショップの様子
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協力:NPO法人日本エニアグラム学会、 主催:エニアグラム研究所[日本] |
参考図書 |
今回のテーマを主に扱っている訳ではありませんが、予備知識としてリソ&ハドソン著『エニアグラム【基礎編】』、『同【実践編】』(角川書店)が参考になります。
エニアグラムの入門書としては、リソ&ハドソンの考え方をベースとした、『エニアグラムで分かる9つの性格』ティム・マクリーン、高岡よし子著(マガジンハウス)をお勧めします。
ラス・ハドソン プロフィール |
1957 年生まれ。コロンビア大学(東アジア研究)卒。ドン・リソ氏の講演やワークショップ、トレーニング・プログラム、執筆活動のパートナーを長く務める。 |