22

5月

2010

性格タイプと親子関係

今日は5/29(土)、お茶の水にて開催するエニアグラム月例ワークショップに

ついてのお知らせです。テーマは「対人関係1~親子関係。」

 

人は、生まれ持つ気質(性格タイプ)によって、
独特の親子関係のパターンを形成する傾向があります。


これは、世間の常識と逆行するようですが、重要なポイントです。

通常は、親の子育てのしかたが子供に影響を与えるとしか考えないですよね。
もちろん、親は子供に一定の影響を与えます。
ただし、同じ親の態度や行動であっても、 きょうだいによって気質が違えば、
受け取るメッセージや反応のしかたが異なります。 

子供は、それぞれの気質(性格タイプ)に応じて、
外界の脅威から自分を守るために、独特の自己防衛のパターンをもっているのです。

たとえば、父親が不安なことをいつも口にする人だとしましょう。
その場合、何て頼りないんだ、もっとしっかりしてほしいと思ったり、
そんなに心配するほどのことはないよと思う子供もいれば、
親の不安をまともに受けてしまい、できるだけ安全な道を行こうとする
子供もいるのです。

こうした気質からくるパターンは、大人になってからの人間関係においても
繰り返されます。
親子関係のパターンを見ていくことにより、
各タイプの背後にある考え方や価値観、 感情、動機などを深く
理解することができます。

今回のワークショップの内容は、次のようになっています。

・気質と親子関係
・基本的な3つのパターン(対象関係)~執着・フラストレーション・拒絶 
・深層心理に影響を与えている親子関係のパターン(タイプ別) 
・パターンへの取り組みと日常への活かし方

<講座の一部をご紹介>

子供の頃の親(もしくは親的存在)との関係は、大人になっても反復されます。
目の前の相手に対応しているつもりでも、無意識に親との間でつくりあげたパターンを
繰り返している場合があります。

たとえば、タイプ1の人であれば、子供の頃から、父親的役割が適切に機能していないと
感じやすい傾向があります。なかなか頼れる人がいないと感じ、自分が父親的役割を
引き受けます。タイプ3の人であれば、自分の母親(あるいは母親的存在)からの自分に
対する期待に応え、喜ばせたいという傾向が強いのです。

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