水
14
4月
2010
リソによるエニアグラムの定義:「エニアグラムとは、9つの性格タイプおよびその複雑な相互関係を表した図形である。」
実は9つの性格タイプのそれぞれは、
「サブタイプ(ウィング)」および「ヴァリエーション(3つの本能)」
という形で、さらに細分化できます。
ただし、性格タイプの基本分類としては、9つに集約できると考えるのです。
エニアグラムはまた、9つのタイプどうしの相互関係を表した図形でも
あります。
この2つの特徴は、自分や身の回りの人を理解する基本的枠組みを与えて
くれます。
リソ&ハドソンは、エニアグラムが、人間の行動における
「全般的なパターン」に気づき、理解する助けとなってくれるといいます。
「全般的パターン」の中には、その人の輝き、外面に現れる行動、
水面下の態度、自己感覚、意識的/無意識的動機、感情的反応、
防衛メカニズム、対人関係のパターン、関心の対象といったものが
含まれます。
リソ&ハドソンは、次のように語っています。
「世界中のセラピストやコーチ、人事などに関わっている人たちが、
エニアグラムは自己理解や自己成長のために非常に有効だと感じています。
ただし、常に覚えておく必要があります。エニアグラムは人を箱(枠)に
入れるものではなく、箱(枠)から自由になるためのものだということを。」
今回触れた9つのタイプの「サブタイプ(ウィング)」と「ヴァリエーション
(3つの本能)」、そして各タイプの変化を示した「成長とストレスの方向」
については、説明に加え、実感を伴うエクササイズを交えたワークショップを
開催します。
「ウィング」や「成長とストレスの方向」についてリアルに理解できる
エクササイズは、このワークショップでしか体験できません。
よろしければこちらをご覧下さい。