月
16
8月
2010
リソ&ハドソンによるこころの成長のための7つの方法。
今回は2番目です。
2.「しないこと」(”Not Doing”)
こころの成長のプロセスは、時に矛盾しているように思えます。
なぜなら、努力するということと、受け入れる、手放すということが
同時にあるからです。
こうした明らかな矛盾を解決するのは、「しない」という発想です。
ひとたび「しない」ということを理解したなら、本当の意味での努力
というのは、自分のパーソナリティの働きが見える、大きな広がりをもつ
「アウェアネス(気づき)」の中にリラックスしていくことであることが
わかります。
自動的衝動を行動化することも抑圧することもなく、
そうした衝動を引き起こしているものを理解し始めます。
衝動がわき上がっても行動化しないことにより、自分が本当の意味で
何をしているかをかいま見ることのできる裂け目ができます。
そのようにかいま見ることが、きわめて重要な自己成長の教えとなる
ことが多いのです。