木
27
5月
2010
実は、タイプの見分け方についての話はまだ続けようと思っていますが、
今日は、「相性」についてのリソ&ハドソンの言葉を紹介します。
今週末は連日、エニアグラムの講座を行います。
5/28(金)エニアグラム紹介セミナー
5/29(土)エニアグラム月例ワークショップ〜対人関係1
5/30(日)エニアグラム月例ワークショップ〜対人関係2
エニアグラムは、対人関係について、優れた視点を
提供してくれます。その中には、相性というものも含まれます。
そこで今日は、相性についてのリソ&ハドソンの言葉を紹介しましょう。
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Q.相性のいいタイプというのは、ありますか?
A.幸いなことに、エニアグラムは、どのタイプがどのタイプとうまくいくかを
単純に語ることはありません。
エニアグラム図の線で結ばれたどうしの関係がプラスかマイナスかを語っている
エニアグラムの指導者もいるようですが、一概にはいえません。
また、同じセンター(本能タイプ、フィーリング・タイプ、思考タイプ)に
属している、あるいはエニアグラム図の右/左側である、図の反対側に位置する
といったようなことも相性のよしあしとは関係ありません。
ただし、各タイプの性格の構造や特徴により、それぞれが独特の心理的課題を
抱えやすいということはわかります。 そうした深い理解により、あるタイプと
別のタイプとの間に、どのような課題が発生しやすいかということはわかります。
たとえばタイプ8は、とくに自分の独立性を守りたいという課題があります。
それに対し、タイプ2は、自分のことを認めてほしい、親密さがほしいという
課題を抱えがちです。
それぞれのタイプの健全度により、このふたつのタイプの組み合わせがもつ
強さと弱さ、そして起こしやすい問題など、多くのことを語ることができます。
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以上、リソ&ハドソンの言葉を紹介しましたが、
基本的な考えというのは、
「健全であれば、どんなタイプどうしでもうまくいく」ということです。
そのため、どのタイプとどのタイプの相性がいいということは単純に
いえませんが、現実的によくある組み合わせというのはあります。
それについては、とりあえず今週末の講座の中で説明したいと思います・・・。